こんにちは。

 まだ暑い日々が続きますね。
 
 先日当院では前十字靭帯と後十字靭帯の機能を見る為に膝関節の前後の動揺性を定量化する機械を購入しました。
 
 これまでは簡易な機械を用いて行っており、それでも診断は可能でしたが、検者の力の加減により数値が異なってします問題がありました。

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 この機械は以前より広く使われた機械とほぼ構造は同じです。
 患者さんのふくらはぎをテープでしっかりと固定してから上のレバーを引っ張ると大腿骨に対して脛骨を前方に引っ張ってくれます。
 逆にレバーを後方に押し込むと大腿骨に対して脛骨を後方に押してくれます。
 押したり引いたりするときに、機械の表示部分で押し引きの力とその力の時の大腿骨に対する脛骨の前後方向の動きが㎜単位で表示されます。
 この機械でより繊細に前十字靭帯と後十字靭帯の機能がしっかりしているかを診ることが出来るようになりました。

 
私は西宮の西宮回生病院で診療をしております。

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